郷土読本 わたしたちのきょう土 猪苗代-086/112page
しかし,交通の発達につれて,トンネルやバイパスが作られたり,道路がほそうされるようになりました。わたしたちは,安全に早く,しかも快適に目的地に向かうことができるようになりました。また,除雪車やゆう雪パイプによって,冬でも安全に通行できるようになりました。1997年(平成9年)には、磐越自動車道もいわき市から新潟市まで開通し、ますますわたしたちの交通は便利になっています。
土湯トンネル(平成3年)
また,1963年(昭和38年)に町内じゅんかんバスが運行されるようになると,バスで町内や若松などに買い物に行けるようになり,病院へ行くのにも,長い時間をかけなくてすむようになりました。このバスも,道路の整備とともに発達してきました。近ごろは,自家用車に乗る人がふえたため,路線によっては利用する人が少なくなっていますが,通学通きんのほか,観光の面からも,なくてはならない大切な乗り物です。
主なバス路線図(平成10年)
会津バス猪苗代営業所