熱塩加納村勢要覧 -010/026page
「くらし」を創る村
開かれた村へ。
新時代の快適なくらしを築く私たちの村は山形県米沢市に通じる大峠道路や周辺の交通網の整備により、会津の袋小路から南北に開かれた村へと変身 しました。今後さらに高規格道路の建設、通信網・通信技術の進歩などにより村のあり方は大きく変わっていくことが予想 されます。そうした新しい時代に即した産業の振興、生活環境の整備を行うことによって真の豊かな暮らしが実現できる のです。
村の基幹産業である農業は、いち早く経営基盤の強化を図り、高付加価値農業などを進め、産地間競争に勝ち残れる体制 づくりを進めてきました。さらに、農業・農村を媒介とした都市との交流、観光との連携による農林業の振興と活性化を 推進しなくてはなりません。
また、交通アクセスの整備を背景とした観光産業の振興、特産品の開発、ふるさと産業の育成と支援にも力を注いで いきます。
一方、IT革命ともいわれる情報通信技術