ぼくたち、わたしたちのあつしおかのう-019/100page
1)熱塩加納村の農家のうつりかわり
熱塩加納村の農家の数は,まい年少しずつへっています。むかしの農作業は手作業が中心で,多くの人手がかかりましたが,きかいが使われるようになると,手間がかからなくなり,農業のほかに,べつの仕事をして収入を得ようとする農家(兼業農家)がしだいにふえてきました。
また,農作業に必要なきかいは,お金もかかり,農業の収入だけでは生活がむずかしくなってきたことや,農業のあとをつぐ人が少なくなってきたこと,それにお米のねだんが思うようにならないことなども,兼業農家がふえてきた理由としてあげられます。
専業農家と兼業農家のうつりかわり
(平成7年農業センサスより)
専業農家…農業からの収入だけで生活している。
兼業農家…農業とほかの仕事で働いて収入を得ている。
第1種兼業農家…農業の収入の方が多い。
第2種兼業農家…農業以外の収入の方が多い。