ぼくたち、わたしたちのあつしおかのう-027/100page

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2)しいたけづくり
熱塩加納村は山林が多く,ここで伐採される木を利用してきのこづくりが行われています。村で作られているきのこはおもに「しいたけ」です。しいたけは,生のまま出荷される「生しいたけ」と,乾燥させて出荷される「乾燥しいたけ」があります。
春先,秋から冬に伐採された,長さ約90センチメートルの原木(ならの木=どんぐりの実がなる木)に丸ノミやドリルで穴をあけ,菌(小さなコルク栓のような形をしている)を植えつけ,ひかげになる山林にならべると,2年目の春にはじめてのしいたけがとれます。しいたけは,菌のしゅるいで春とれるもの,夏とれるもの,春と秋の二度とれるものがあります。
また,ビニールハウスで温度を調整し,栽培する方法もあり,この場合1年に7〜8回収かくできます。収かくされたしいたけは,パックやはこづめされて出荷されます。

原木
原木

菌の移植
菌の移植

c
菌の移植

選別
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