ぼくたち、わたしたちのあつしおかのう-087/100page

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(3)みどりを護る村づくり
自然は人間にやすらぎとうるおいを与えてくれるとともに健康で文化的な生活を送っていくために大切なものですが,その自然は一度破壊されてしまうとなかなかもとどおりにはなりません。この村にはみどり豊かな自然が豊富にあります。わたしたちはこの自然をつかって楽しむなどの恩恵をうけるかわりに積極的に守っていかなければなりません。村では現在,自然環境をまもるためにいろいろなことをおこなっています。たとえば,下水の浄化施設の建設もそうです。以前は各家庭から出される生活排水は付近の川に直接流していまし七生活様式の変化にともなって,現在では家庭排水に環境汚染につながるいろいろなものが含まれているため,たれ流しにすることは自然をまもるためにはよいことではありません。村が喜多方市や塩川町の上流に位置するということを考えて,各家庭へ浄化槽設置や共同下水道の建設をすすめており,環境汚染をふせぐ,いわば"自然に優しいむらづくり"をめざしています。
2.わたしたちの未来にむかって
これからの将来,日本はどのように変わっていくのでしょうか。高度情報化,高齢化,国際化など社会情勢がめまぐるしく変化するこんにち,それを的確に予想することはむずかしいことです。とうぜん,この村の将来もおなじです。

でも,どんなに社会が変わってもわたしたちが守っていかなければならないものがあります。わたしたちの住むこの村,"あつしおかのう"にはほかの地域と比べてすばらしいものが多くあります。6月上旬に山の斜面一面に咲く東館山のひめさゆりや,伝・佐原義連の墓や

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