目で見る 熱塩加納村の文化財 -079/144page
<金工品・典籍関係>
示現時雲板 熱塩
示現寺35世栄秀大和尚代の天保3年(1832)会津住冶工早山家15代早山家15代早山由次の名作である。庫裡にかけ時報用として用いられた
木地師御縁起巻物 元小屋 小椋彦男家蔵
この巻物は「御綸旨文写」「往来手形」と共に必携品の一つ、天正18年(1590)領主蒲生氏郷に従って会津に入り、翌19年小屋に入山した
会津暦 西岩尾・岩下幸雄家蔵
この暦は黒川(会津若松)の諏訪神社から永享年(1429〜)より発行された全国的にも有名な暦であった。暦は昔も今も必需品で岩下家では天保4年(1833)より現在までの暦が大切に保存されている
淨円寺梵鐘 五目
高さ73cm、外径47cm、製作者は会津住の鋳物師早山吉忠が元禄4年(1691)に造立したもの、銘文あり