ぼくたち、わたしたちの北塩原村-015/110page
ます。たとえば、夏は、あせをすいとって早くかわくものを作ります。冬は、暖かいくつ下やスキー用のくつ下などをつくります。さらに、からむしおり(昭和村で生産)のくつ下など、地域の特産物を生かしたくつ下作りにも取り組んでいます。
4) せい品ができてから
できあがったくつ下は、10足たんいで、箱かビニールふくろにつめて荷作りし、トラックで東京などの問屋さんに送ります。
最近は、フリーマーケットに出すこともあります。
できあがったくつ下
5) 工場ではたらく人びと
工場ではたらく人は、全部で4人です。北山地区ととなりの喜多方市から車で通ってきています。
ほかに、内しょくをする(自分の家で仕事をする)人が2人います。内しょくは、口ゴムをぬったり、あとのしまつをしたりしています。
工場のおじさんの話
はく人に喜んでもらえるようなくつ下を作ることをめざしています。そのため、少しでもはきやすくてじょうぶになるようなくつ下をいつも考えています。
また、機械を早く調整して、いろいろな注文にすぐにおうじられるようにしています。くつ下のもようを機械に組みこむまでがとてもたいへんですが、楽しんで仕事をしています。