ぼくたち、わたしたちの北塩原村-058/110page
(2) 村のうつりかわり
1) 北塩原村の誕生
1889年(明治22)の町村制ができて以来続いてきた北山村、大塩村、および檜原村の三つの村は、1954年(昭和29)の町村合併促進法の施行を機会に、一つの村として新しく出発することになりました。新しく生まれる村の名前は、広く一般の人たちから募集し、応募者151名の中から選ばれることになりました。そして、村名審査委員会の審査の結果、北塩原村という新しい名前に決まりました。
この北塩原という名前は、北山村の「北」、大塩村の「塩」、檜原村の「原」それぞれ一字ずつとったものです。以前の村名は大字としてその名が残ることになりました。
2) 合併当時の旧村と新村(北塩原村)のようす
戸数 人口(人) 面積(km 2 ) 北山村 261 1706 16 大塩村 246 1645 42 檜原村 334 1942 177 北塩原村 841 5293 235
・初代村長 加勢粂治氏
・初代助役 中川庄三氏
・初代収入役 斉藤正夫氏
・初代議長 小椋美登利氏
・初代教育長 井上清光氏※
※「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」成立後に就任