塩川町勢要覧 -023/030page
Shiokawa Standard.
施策の概要 1二十一世紀に向けた、町の基盤づくり。
新世紀の到来を間近に控え、長期的な視野に立った行政が求められる現在、塩川町では来るべき二十一世紀を展望し、活力にあふれた町を創造するため、二十一世紀に向けた町の基盤づくりを進めています。町では平成十七年(二〇〇五)を目標とする「塩川町新総合振興計画(しおかわライフプラン21)」を基本に、この 計画と整合性を図った国土利用計画やあいづ地方拠点都市整傭計画の位置づけ・整備方向を踏まえ、「ゆとりと潤いのある住みよいまちづくり」を図っていきます。
また、会津盆地中央の地理的条件を生かした魅力ある住環境を整備するため、駅西土地区画整理事業を積極的に推進し、この事業と調和を図った御殿場団地町営住宅の整備や公共下水道の整備のほか、災害に強いまちづくりをめざす防災まちづくり事業を進めています。
町の基幹産業である農業については、生産性の向上と経営の合理化を図るため、一ヘクタールのほ場整備を含む、塩川西部地区県営ほ場整傭事業をはじめとするほ場整備を、農工団地の造成とあわせて、積極的に進めることにより、就労環境の整備を促進する一方、中核農家、農業集団の経営の充実と安定を図るため、 カントリーエレベーター(大型穀物乾燥調製貯蔵施設)を軸とした農業生産システムの確立や、認定農業者制度を生かした担い手の育成を図っています。
商工業においては、農工団地への優良企業の誘致に努めるとともに、金融支援 施策など、勤労者や中小企業への振興施策を進めながら、「屋号とのれんの街」の伝統を生かした特色あるまちづくりを進めています。
また、高速交通時代に対応して、磐越自動車道とアクセスする地域高規格道路(会津縦貫北道路)建設とあわせた地域道路網の整備を図ります。