わたしたちのまち 塩川 -081/108page

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段落1

まざらいで代(しろ )かきをしたあと、田植(う)えがしやすいように田の表面(ひょうめん)を平らにするために使いました。

2)米を作るときに使つた道具

せんばこぎ とうみ

   せんばこぎ            とうみ

するす まんごく いしうす

  するす          まんごく        いしうす

いねかりをしたあと、よくかんそうさせ、〈せんばこぎ〉でいねこきをし、〈とうみ〉でごみをとって、もみにしました。もみは、〈するす〉でひき、〈まんごく〉にかけて、玄米(げんんまい)にしました。

玄米は〈ばったり〉や〈水車〉にかけて米つきをして、〈とうみ〉でふいてぬかをのぞいて、ようやく食べられる白(はくまい)米にしました。

むかしの作業(さぎよう)は共同作業(きようどうさぎよう)が多く、〈ばったり〉や〈水車〉はどこの村にもたくさんありました。


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