やまとの花 -004/005page
やまとの花マップ
<主な花の見頃>
<やまとの花>
―ふるさとの学習資料―町の自然はいながらにして学べるのが最高の教材であり、守り継ぐべき大切な財産です。
山都は自然に恵まれた緑豊かな町です。町の北に2000m級の山々を連ねた飯豊山を望み、その飯豊山を源流に持つ一ノ戸川が町の中央を北から南に流れています。町の南には、阿賀川が東西にゆったりと流れ、町の中心で一ノ戸川の流れを合わせます。
この「やまとの花」は町民の皆さんが花に親しみ、学ぶ糸口として利用できるよう、情報の提供から写真の撮影、原稿の作成、レイアウト等まで町民の皆さんの協力を得て作成しました。
ここでは、一ノ戸川の支流である、宮古川、五枚沢川、早稲谷川、本川等を遡りながら季節ごとに見られる花々をまとめました。
山都に咲くたくさんの花の中で、高山植物を含め、ほんの一部しか紹介できませんでしたので、この「ふるさとの学習資料」を片手に野山に足を運び、多くの花に親しんでください。
多くの町民の方がこの「やまとの花」を活用されるよう願うものです。山都町生涯学習推進本部
<身近な花>
キリ (ゴマノハグサ科) 今からおよそ30年前まで、キリの木はたんすやげたの材料として高く売れたので、どの農家でも庭や畑に栽植していた。花は美しい淡紫色で5〜6月枝先に円すい状に多数咲く。
フジ (マメ科) 里山から奥山までふつうに生えている。つる性の低木または高木で、最近は手入れがなされなくなった山林で盛んにはびこっている。5月ごろ藤色、稀に白色の花が下垂して咲く。
ソメイヨシノ オオヤマザクラ 4月末ごろから町の中や公園などに咲き始める花はほとんどがソメイヨシノ。このほか野生種のオオヤマザクラが里近くの山から奥山まで山都の春をいろどる。
エゾタンポポ セイヨウタンポポ 山都に生えているタンポポの仲間はエゾタンポポとセイヨウタンポポの2種である。セイヨウタンポポはヨーロッパ原産の帰化植物で総苞の1部が反り返っている。