わたしたちの郷土 高郷村 - 000_05/094page

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(4) 「かわってきた高郷村」では、児童にとっては身近な存在である学校の移り変わりを通して、歴史に目を向けさせようとしています。
 モデルとして取り上げた学校だけでなく、その他の学校でもそれぞれの学校の沿革誌等を参考にして、自校の移り変わりを調べてください。
 また、文化財については少々むずかしいかも知れませんが、自分たちの村にのこる「たからもの」という感じで指導されるよう望みます。
 歴史に関する実物資料として、村にある歴史資料館を利用して実際に見せれば効果があがるでしょう。

(5) 「郷土の発展につくした人々」では、土地の開発と郷土の産業の発展に努力した先人を取り上げました。献身的な態度で厳しい自然条件を克服して田畑を開いた齋藤源蔵や郷土の石の開発に取り組んだ佐藤正治など、ひたむきな生き方は道徳の授業の素材にもなると思います。

(6) 「これからの高郷村」では、「住みよい村、住んでよかった村」をめざして、村づくりに努力している村のリーダー達の考えを知らせ、村民としてのあり方を考えさせようとしています。
 これからの高郷村についての作文を書いたり、未来の高郷村の絵を描いたりする学習への発展も考えられます。

2、内容の指導について

 表紙やグラビアは、高郷村の限りなく美しく雄大な自然を、強くアピールしたいという願いを込めて編集しました。郷土の社会的事象を学ばせながら、その土台となっている自然へも児童の目を向けさせて


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