わたしたちの郷土 高郷村 - 007/094page

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高郷村の土地利用の様子(ようす)を、次のようにまとめてみました。

(3) 田や畑のようす

 農作物(のうさくぶつ)のとれるおもな地域(ちいき)の地図をよく見てみましょう。

○ 田の多いところは、村の東側の地区に多く見られます。

○ 畑は、田中・西海枝(さいかち)・(大田賀(おおたが))・夏井地区に多く、きゅうり・トマト・アスパラガスなどの野菜作りがさかんです。西海枚(上郷)・谷地地区では、田んぼの転作により、きゅうりやトマト作りがさかんになりました。
 葉たばこ作りは峯(みね)・揚津(あがつ)・大原地区がさかんですが、最近は栽培農家(さいばいのうか)が減(へ)ってきています。いんげん・枝豆・そば・大豆(だいず)・大根などは、村全体で作られています。

○ 本村(ほんそん)では、たらの木の栽培を始め、採(と)れた芽(め)の出荷(しゅっか)がさかんになってきました。また、磐見(いわみ)・揚津では、しいたけの栽培をしています。

○ 峯では、うるしのなえ木を育てて、うるしかきをし、生産しています。

○ 磐見・揚津・峯地区では、山に植林をするなど、林業がさかんです。

たらの木の栽培
たらの木の栽培

古来から本村農家の副業として取入れられた漆掻き作業
▲古来から本村農家の副業として取入れられた漆掻き作業


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