わたしたちの郷土 高郷村 - 008/094page
(4) 気候(きこう)のようす
県内でも、浜通(はまどお)り・中通(なかどお)り・会津(あいづ)では、それぞれ気候がたいへんちがいます。会津は、四方(しほう)を山にかこまれているため、盆地(ぼんち)とくゆうの気候(きこう)で夏は、むし暑くなります。
11月すえになると、会津の山地には、雪がふりはじめます。会津の冬は雪が多いです。これは谷津が越後山脈(えちごさんみゃく)と奥羽(おうう)山脈の間にはさまれたところで、大陸から日本海をわたって、冷たい季節風(きせつふう)がふきこんでくるためです。
中通りや浜通りの平地では、冬は晴れた日が多くなります。これは太平洋を流れる海流(かいりゅう)のためと、土地の高さが低いことによります。浜通りの冬は、県内でもいちばんあたたかく、梅(うめ)の花も早く咲きます。
会津地方の西会津町と、中通りの福島・浜通りの小名浜の気温や降水量(こうすいりょう)をくらべてみましょう。
福島・西会津町・小名浜の月別(べつ)平均(きん)気温と降水量(こうすいりよう)