わたしたちの郷土 高郷村 - 021/094page
<原料や製品(せいひん)のむすびつき>
日本酒の原料は100%(パーセント)が米で、ほとんど高郷村の米が使われています。これらの米は、農協(JA)を通じて工場へ送られてきます。
日本酒は、だいたい11月〜4月までの雪の降(ふ)る寒(さむ)い時期(じき)に製造(せいぞう)されます。一年間(ねんかん)に1.8l(リットル)びんで、20万本がびんづめされ、高郷村を中心に、福島県内・宮城・茨城・栃木・神奈川など全国各地へ毎日出荷(しゅっか)されています。<工場で働く人々>
工場で働く人々は、ほとんどが村の人ですが、酒づくり(11月〜4月)の季節(きせつ)になると新潟から杜氏(とうじ)とよばれる酒づくりの専門家(せんもんか)が来ます。又11月〜12月の忙(いそが)しい時期には、人手(ひとで)が多く必要になるため、臨時(りんじ)で働く人が多くなります。
<くふうやどりょく>
品質(ひんしつ)を第一に考え衛生面(えいせいめん)にも配慮(はいりょ)しながら良い製品(せいひん)を供給(きょうきゅう)できるように努カしています。また、どこにもまけない製品の開発(かいはつ)をめざして日々努カしています。最近(さいきん)は好みが多様化(たようか)の傾向(けいこう)にあるため、商品の種類(しゅるい)を増(ふ)やすなどの工夫もしています。その他、公害(こうがい)などがでないように十分に気をつけながら水の処理(しょり)をしています。