わたしたちの郷土 高郷村 - 023/094page

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2 人々のくらしと田畑(たはた)の仕事

(1) 高郷村(たかさとむら)の農業(のうぎょう)のようす

 高郷村の人口のうち現在(げんざい)は、約(やく)4分の1の人々が農業を営(いとな)んでいます。昭和(しょうわ)40年頃(ごろ)から「開田(かいでん)」「ほ場(じょう)整備(せいび)」が行われ、原野(げんや)から田へ、畑から田へと、田の耕地面積(こうちめんせき)を増(ふ)やしてきました。昔(むかし)は、田を平らにするのがたいへんむずかしかったので、土地の高さにあわせて田を作っていました。そのため形や大きさがそろわず、仕事(しごと)のしにくい田でした。それで、ほ場整備(せいび)をして、広々とした四角形の田に作りかえられたのです。(写真1・2)

耕地面積(こうちめんせき)の移(うつ)りかわり

(資料1)

昭和40年                  平成2年
耕地面積の移りかわり
農林水産省「作物統計」より


昔ながらの田(滝下利田)
(写1)▲昔(むかし)ながらの田(滝下利田(たきしたかがた)

高寺山から見える整理された耕地
(写2)▲高寺山(たかてらやま)から見える整理(せいり)された耕地(こうち)


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