1,000万年前、「にぎやかな浅い海」へ(塩坪層)
図9 塩坪地区の川原に広がる塩坪層(撮影 第1回化石まつり実行委員会)
漆窪層の上には、塩坪層が重なっています。この地層は主として砂岩からなり、あいだに泥岩やれき岩、凝灰岩などをはさんでいます。
塩坪層は、クジラやサメ、貝などの化石を大最にふくんでいるのが特徴です。世界に1種類しかない「アイヅタカサトカイギュウ」もこの塩坪層から発見されました。生き物であふれる、にぎやかな海の中を想像してみましょう。
図10 川原から発見されたホタテ貝のなかまの化石(点線部分)
Q3 アイヅタカサトカイギュウのもんだいだよ!
1)へそがある? ない?
2)歯がある? ない?
3)子孫が今も生きている? 絶滅した?