わたしたちの郷土 西会津町 -001/122page
I わたしたちの西会津(にしあいづ)町
1 西会津町のようす
わたしたちのふるさと西会津町は、美しい自然(しぜん)に囲(かこ)まれた町です。一年を通(とお)していろいろな行事(ぎょうじ)が行われ、町の人々ばかりでなく、たくさんの人々が訪(おとず)れて楽しい思い出を作っていきます。
雪解(ゆきど)けを待っていた春は、野山を美しい草花でかざり、ぜんまいやわらびなどの山菜(さんさい)の恵(めぐ)みをわたしたちにもたらしてくれます。日本を代表(だいひょう)する国のチョウ「オオムラサキ」は、7月ころエノキなどの細(ほそ)い枝(えだ)に卵(たまご)を生みつけます。
秋には栗(くり)やアケビがなり、山遊(あそ)びを楽しむこともできます。各学校の校歌にも歌われている飯豊山(いいでさん)をながめながら行われる「西会津雪国まつり」は、冬の名物(めいぶつ)となり沢山(たくさん)の人々でにぎわいます。
町の木の「桐(きり)」は、木目(もくめ)が美しく高級家具(こうきゅうかぐ)や会津桐下駄(きりげた)として有名ですが、11月に行われる桐下駄マラソン大会は、6月の奥川マラソンとならんで全国的にも有名になりました。町の花の「おとめゆり」は、西会津町の山地(さんち)にみられるかれんな鼻で、6月頃(ころ)その美しい姿をわたし達に見せてくれます。
わたしたちのふるさと西会津町の様子(ようす)を、もう少しくわしく見てみましょう。