わたしたちの郷土 西会津町 -089/122page
(2)町のうつりかわり
西会津町(にしあいづまち)ができるまで
<現在の西会津町>
ちかごろ,わたしたちの西会津町は健康の(けんこう)町づくりとして,全国的(ぜんこくてき)にも名前(なまえ)を知られるようになってきました。町では「すべてにやさしい健康のまちにしあいづ」を目標(もくひょう)に,いろいろなことに努カ(どりょく)をしているからです。
トータルケアの充実(じゅうじつ)により誰(だれ)もが元気(げんき)に長生(ながい)きができるようにと,「百歳(ひゃくさい)への挑戦(ちょうせん)」を合(あ)い言葉(ことぱ)に,食生活(しょくせいかつ)の改善(かいぜん)に努(つと)めています。塩(しお)を減(へ)らした食事(しょくじ)をすることやたんぱく質(しつ)を多くとることにより,町の人々の平均寿命(へいきんじゅみょう)は着実(ちゃくじつ)に伸(の)びてきました。
また、「憩(いこい)の森」のほかに、在宅介護支援(ざいたくかいごしえん)センターや・特別老人(とくぺつろうじん)ホく一ム「さゆりの園(その)」が開設(かいせつ)され,老後(ろうご)の心配(しんぱい)をなくして暮らすことができる町づくりが進められています。長寿(ちょうじゅ)の村として有名な沖縄(おきなわ)の大宜味村(おおぎみそん)との交流(こうりゅう)も,こうした町の考え方で実施(じっし)されている大切(たいせつ)な行事の一つです。
町の「振興公社(しんこうこうしゃ)」では,さゆり公園の様々(さまざま)な施設(しせつ)を充実(じゅうじつ)させてきました。さらに,平成7年には温泉健康保養(おんせんけんこうほよう)センター「ロータスイン」が,平成9年にはふれあい交流施設(こうりゅうしせつ)がオープンするなど,町の人々だけでなく,他の市町村からも多くの人々が訪(おとず)れ利用しています。
平成9年2月に開設した西会津町ケーブルテレビ(NCT)は,町の人々に喜(よろこ)ぱれています。ケーブルテレビでは町のあちこちに出かけて,各学校の行事や町のできごと,議会(ぎかい)の様子(ようす)などを取材(しゅざい)し町民(ちょうみん)に知らせています。このような施設は全国的にもめずらしく,町では,このケーブルテレビのもついろいろな機能(きのう)をもっともっと活用(かつよう)し,町の