わたしたちの郷土 西会津町 -094/122page
(4) 町に残(のこ)る古いもの
町でたいせつにしているもの
歴史(れきし)の古いわたしたちの西会津町(にしあいづまち)には,むかしから伝(つた)わっているたいせつなものがたくさんあります。その中には,国から指定(してい)されているものが2件,県(けん)から指定されているものが11件(けん),町で指定しているものが37件あります。
国指定重要文化財(じゆうようぶんかざい)2件
円満寺観音堂(えんまんじかんのんどう)(出ヶ原(いずがはら))建造物(けんぞうぶつ)
写真(しゃしん)は口絵(くちえ)にのっています。室町時代(むろまちじだい)にできたといわれています。この時代の観音堂としては,代表的(だいひょうてき)なお堂として有名です。
紙本著色蒲生氏郷像(しほんちゃくしょくがもううじさとぞう)(上野尻(かみのじり))絵画(かいが)
写真は口絵にのっています。上野尻に西光寺(さいこうじ)というお寺があります。はばこのお寺に,会津藩主(あいづはんしゅ)蒲生氏郷の画像(がぞう)(たて71cm・幅39cm)があります。
県指定重要文化財11件
如法寺観音堂(にょほうじかんのんどう)(野沢(のざわ))建造物(けんぞうぶつ)
雷山(かみなリやま)公園の近くに,鳥追(とりお)い観音といわれる観音堂が如法寺にあります。このお寺には,5件の県指定重要文化財があります。
○建造物1件
如法寺観音堂・仁王門(におうもん)○彫刻(ちょうこく)4件、
木造聖観音立造(もくぞうしょうかんのんりゅうぞう),木造不動明王立造(ふどうみょうおうりゅうぞう),木造毘沙門天立造(ぴしゃもんてんりゅうぞう),木造金剛カ士立造(こんごうりきしりゅうぞう)