やさしく 美しい 西会津町の自然 -058/074page

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V 西会津町の大地

■地層が語る西会津町の自然

緑色凝灰岩 緑色凝灰岩

【緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)】 甲石(かぶといし) 荻野層(おぎのそう) 

 国道(こくどう)49号線沿(ごうせんぞ)いにあるこの大きな露頭(ろとう)*は、凝灰岩という岩石(がんせき)でできています。今からおよそ2000万年前の海底火山(かいていかざん)の活動(かつどう)で噴出(ふんしゅつ)した火山灰(かざんばい)が、厚(あつ)く堆積(たいせき)してつくられた地層(ちそう)です。緑色(みどりいろ)をしているので緑色凝灰岩といわれ、西会津町のあちこちでこの地層が見られることは、大昔(おおむかし)、この地域(ちいき)が海の底(そこ)であったことを教えてくれます。

れきを含む凝灰岩

【れきを含(ふく)む凝灰岩(ぎょうかいがん)】 杉山(すぎやま) 荻野層(おぎのそう) 

 地層は、堆積(たいせき)した場所(ばしょ)や地層をつくっている岩石などでその様子(ようす)が違(ちが)います。この地層には、大きな丸いれき*がまじっています。このれきは、どこから運(はこ)ばれてきたのでしょうか。れきを割(わ)ってどんな岩石でできているか、調(しら)べてみましょう。


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