やさしく 美しい 西会津町の自然 -059/074page
【砂岩(さがん)と泥岩(でいがん)の積(つ)み重(かさ)なった地層】 屋敷(やしき) 縄沢層(つなざわそう)砂(すな)と泥(どろ)が交互(こうご)に堆積しているために地層の境目(さかいめ)がはっきりと見えます。砂は海などの浅(あさ)い所ところや流(なが)れの速(はや)い所に堆積し、泥は深(ふか)い所や流れの遅(おそ)い所に堆積するといわれています。このような砂と泥の積み重なった地層は、どのように堆積したのでしょうか。
■ 地層の名前 ■
地層の名前(なまえ)は、いったいどのようにしてつけられるのでしょうか。野外調査(やがいちょうさ)を何回もくりかえして地層を観察(かんさつ)し、地層の広(ひろ)がりや含(ふく)まれる化石、岩石の違いなどからその地層が模式的(もしきてき)に分布する土地(とち)の地名(ちめい)から、地層の名前がつけられます。地層の名前は、研究者(けんきゅうしゃ)によって変わることがあります。