あいづばんげ町勢要覧 -031/034page
緑のこだまする
スポーツの黄色い風。BANGE HIGASHI PARK
ばんげひがし公園
鶴沼緑地公園町では、会津西部の中核都市としてふさ わしい機能をもった快適な居住環境づくり を目指し、昭和六十二年に「会津坂下町市 街地整備基本計画」(坂下ライブタウン計 画)を策定した。
その根幹的施策の一つ、公園・緑地整備 事業の目玉として整備されているのが、ば んげひがし公園である。
ばんげひがし公園は、総面積五.二ヘクタールで 野球場(公式)・屋内二十五メートルプール・流れ るプール・幼児プール・多目的広場・チビ ッコ広場・花見広場など豊富な施設を有し、 都市の存在にとって必要不可欠な都市公園 となって いる。
中でも すでに完 成し利用され ている鶴沼球 場は、町民の 強い要望によ って建設され た待望の野球 場で、県内で も有数規模の 本格的球場で ある。ばんげひがし公園は、この球場を中 心に全体を緑で覆い、スポーツと憩いが共 有する空間を創り出している。
また、隣接する鶴沼川河川敷一帯に、さ まざまな施設が分散配置した形で整備され ているのが鶴沼緑地公園である。
主な施設はソフトボール場(一面)、全天 候型テニスコート(六面)、ゲートボール場 (四面)、主にサッカー競技の会場として便 用される多目的広場などで、ばんげひがし 公園より一足先の昭和六十二年に完成し、 町民をはじめとして広く地域の人々に利用 活用されている。
鶴沼緑地公園内の各施設は、どちらかと いうとスポーツに親しみ、愛好する幅広い 年齢層の町民たちに主に利用され、地域の スポーツ・レクリエーションの拠点といっ た色合いが濃い一方、ぼんげひがし公園に ついていえば、本格的施設である鶴沼球場 や公認プールを抱え、むしろ水準の高い競 技スポーツの拠点としての利用度が高いと いえる。
それぞれの特徴と個性をもったこれら二 つの公園施設を一体的に利用・活用するこ とによって人々が集まり、町民たちのふれ あいの場・体力づくりの場・いこいの場と なっている。