あいづばんげ町勢要覧 -032/034page
発刊にあたって
我が会津坂下町は、福島県の西北に位置し会津地方の水・陸運の要衝として、古くから栄えてきました。四季折々に催される祭り や行事が、今も郷土色豊かに受け継がれています。立木観音堂と千手観音像をはじめとする数多くの重要文化財、宿場の面影 を残す街道、大通りに残る老舗の家並み。町を訪れた人々は、口をそろえて「懐かしい昔の日々に出合えた……」と、町の印象を語 ります。豊かな自然、人情こまやかな「歴史とロマンの里」の町ですが、一方では21世紀へ向けての近代化をたくましく進めていま す。町の振興計画では、農・工・商の調和のとれた会津西部の中核都市としてふさわしい町づくりに全力をあげており、磐越自動 車道の坂下インター開設を契機として首都圏との交流も盛んになりつつあります。来たるべき未来は、飛躍発展する会津坂下の 新時代とすべく、下水道整備等先見性を持った諸施策を積極的に展開しております。ここにお届けする町勢要覧は、町の歴史を 踏まえ「明るく豊かで住みよい町づくり」を住民一体となって進めている姿が浮き彫りにされ、躍進する本町の姿を紹介するもので す。「会津坂下町」をご理解いただき、町内外の方々のなお一層のお力添えをお願い申しあげ発刊のことばとします。
町民が誇りと
愛着をもち夢を持って
住みたくなる
歴史とロマンの里