小学校社会科学習資料 わたしたちのきょう土 会津坂下町 - 095/110page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

 (3)地いきにつたわる古いもの

 歴史(れきし)の古い会津坂下町では,昔からつたわる古いものが多くのこっています。

 古いたてもの

 このたてものは,今から約290年前にたてられました。江戸時代の会津の農家のようすがよくわかります。
 その他,宿場町(しゅくばまち)のようすがわかるたてものものこっています。今から約390年前,気多宮(けたのみや),天屋(てんや)は「越後街道(えちごかいどう)」の通り道で,新潟(にいがた)に旅する時にとまった宿場町としてさかえていました。

旧五十嵐家住宅
旧五十嵐家住宅・国指定重要文化財
(じゅうようぶんかざい)
※五十嵐智信氏の住宅でした。
旧五十嵐家住宅

昔から続いている行事

 <初市(はついち)と大俵(おおたわら)ひき>
 初市は今から約360年前に始まりました。正月14日に行われる,品物の交換(こうかん)や売買(ばいばい)の「市(いち)」でした。大俵引(ひ)きは米のねだんをうらなったり,豊作(ほうさく)をいのる行事(ぎょうじ)です。

<お田植(たう)えと早乙女踊(さおとめおど)り>
 7月7日に行われる栗村(くりむら)神社のお祭(まつ)りです。作物(さくもつ)の豊作(ほうさく)をいのって,乙女たちが田植えすがたで踊(おど)ります。

早乙女踊り
早乙女(さおとめ)踊り

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は会津坂下町教育委員会に帰属します。
会津坂下町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。