わたしたちの郷土 湯川村 - 017/106page
生まれかわった田
むかしは、田を平らにするのがたいへんむずかしかったので、土地の高さや、川の流れにあわせて田を作りました。そのため田は、大きさがそろわず、土地の高低(こうてい)もあって、仕事のしにくい形のものでした。
村では昭和39年頃から「圃場整備(ほじょうせいび)」をして、仕事のしやすい田を作る計画を立てました。 そしてむかしの田んぼは、機械を使って大きな四角形の田に作りかえられました。
今では、村のほとんどの田が、圃場整備を終(お)えました。広々(ひろびろ)とした四角形の大きな田が並び、用水路(ようすいろ)やトラックの通れる広い農道(のうどう)も作られ、田の仕事はとてもしやすくなりました。
畑もいっしょに、圃場整備されて、仕事のしやすい畑に生まれかわっているところもあります。