わたしたちの郷土 湯川村 - 035/106page
(3)国内(こくない)やほかの地域(ちいき)や外国(がいこく)とのつながり
ほかの地域(ちいき)とのつながり
それぞれの店にならんでいる品物(しなもの)は、どこで作られ、どのように運ばれて来るのでしょう。ある食料品店(しょくりょうひんてん)と、ふとん店で聞(き)いてみました。
魚や、くだもののほとんどが会津若松の市場(いちば)に行って直接(ちょくせつ)仕入(しい)れてきます。
市場には、宮城、新潟は勿論(もちろん)、各(かく)産地(さんち)から、関東、関西の製造元(せいぞうもと)から、主にトラックで運びこまれた品物が並びます。
酒(さけ)やお菓子(かし)などは、会津若松市(あいづわかまつし)や喜多方市(きたかたし)、坂下町(ばんげまち)の問屋(とんや)さんが、必要(ひつよう)な分(ぶん)だけ電話で連絡するととどけてくれることになっています。ほとんどの品物は、近くの市や町から来ていると言えます。
阪神大震災(はんしんだいしんさい)の時のニュースで私の目に印象的(いんしょうてき)だったのは、毛布(もうふ)を持って駆(か)け出す人々(ひとびと)の姿(すがた)でした。空気の次に大切な睡眠(すいみん)、その環境(かんきょう)を提供(ていきょう)させていただいていることに喜びを感じて仕事をしています。
打(う)ち直(なお)しするよりも、安いふとんを買い、古くなったら捨(す)てて新しいのを買うといった考えの人が多い時代ですが、地球(ちきゅう)にやさしいリサイクルをしてほしいです。インドの綿は繊維(せんい)が太くふとんに適(てき)しているので使っています。