わたしたちの郷土 湯川村 - 095/106page
むかしからの行事
湯川村には、むかしから続いている行事がたくさんあります。
【勝常念仏踊り】…県指定無形民俗文化財
勝常寺の薬師如来(やくしにょらい)の祭礼(さいれい)の時に行われる勝常念仏踊(ねんぶつおど)りは有名(ゆうめい)です。4月28日には村民をはじめ、県内外各地から人がたくさんおとずれます。踊りは戦前はさかんに行われ、戦時中は、一時中断し、戦後昭和35・6年ごろまで行われました。その後また中断しましたが、昭和55年に復活(ふっかつ)しました。その年の安全と豊作(ほうさく)を祈願(きがん)します。
薬師堂内における儀式(ぎしき) 太鼓打ちと踊り 勝常小学校児童による太鼓
わたしたちの家にも、むかしから伝わっている行事がたくさんあります。お正月のだんごさし、歳(さい)の神(かみ)、3月のひな祭(まつ)り、5月の端午(たんご)の節句(せっく)、7月の七夕祭りなどがそれです。
また、9月の秋祭り、春日神社例大祭(かすがじんじゃれいたいさい)、百万遍(ひゃくまんべん)や大般若(だいはんにゃ)などもむかしながらの伝統を守って行われています。
わたしたちは、むかしから伝わってきた行事をこれからも大切にしたいものです。