【昔から伝わる行事】
歳(さい)の神(かみ)
1月15日ごろに行われる。田んぼや畑に木を組み合わせ、わらやしめなわ、古いお札などをもやす。この火で焼いたもちやするめを食べると脳病みしないと言われる。
団子(だんご)さし
1月14日ごろにミズキなどの枝を切って、これに米の粉で作っただんごなどをさす。その年の豊作(ほうさく)を願う。
大般若(だいはんにゃ)
1月〜3月までに各地区で行われている。お経(きょう)を読む。その年の家内安全、除災招福(じょさいしょうふく)を祈った。
百万遍(ひゃくまんべん)
お釈迦様の命日にちなんで行われる。
108個のつらなった数珠(じゅず)を手に持ち念仏(ねんぶつ)をとなえながら数珠を回す。
1年間のやくばらいをする。
盆踊りと子どもみこし
盆踊りは、先祖(せんぞ)の霊(れい)を慰(なぐさ)める供養(くよう)の踊りであったが、今ではその年の豊作(ほうさく)を願(ねが)う豊年踊(ほうねんおど)りになったと言われている。