わたしたちの郷土 湯川村 - 098/106page
稲かりをした後、よく乾燥(かんそう)させると【せんばこき】で、稲こきをし、【とうみ】でごみをとってもみにしました。もみは、【するす】でひき、【万石】にかけて玄米にしました。玄米は【ばったり】や【水車】にかけて米つきをして、【とうみ】で吹いてぬかをのぞいて、ようやく食べられる白米にしました。むかしの作業は共同作業(きょうどうさぎょう)が多く、【ばったり】または【水車】はどこの村にもありました。
せんばこき
(いねこきをする道具です)万石(まんごく)
(玄米(げんまい)に分けるとき使いました)とうみ
(こくもつをふり分けるのに使いました)するす
(もみすりをするとき使いました)
ばったり水車の中の石うす