わたしたちのきょう土 会津高田町-004/109page
4) 東尾岐小学校のまわりのようす
▲東尾岐小学校のまわりのこう空写真 (平成5年10月さつえい)
東尾岐地区は,町の南側にあり,ほとんどが山地です。いくつかのさわを集めて宮川の支流である東尾岐川が流れています。そのさわに沿って県道が通り,田や畑が山の斜面まで切り開いて広がっています。それでも田や畑がせまく,そして高いところにあるため,むかしは,山の仕事の方がさかんに行われていました。いまでもきのこさいばいやせい材所があり,また山を守る「財産区」というものがあります。
学校がある田中という集落には,公民館や消防団のとん所,朝立神社そして,ある会社の「パターゴルフ場」をそなえた保養しせつなどもあります。東尾岐地区には,18の集落があります。その中には,歴史に関係ある名前がつけられていて,たとえば,むかし,関所があった「関根」武士が馬術の練習をした「馬場」むかしの役人が住んでいた「地頭方」などです。東尾岐地区にも,いくつかの工場(おわん工場,部品工場など)がありますが,高田地区や会津若松市内の工場や会社にもつとめる人が多く,自家用車を利用して通きんしています。
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