3) 尾岐小学校のまわりのようす
▲尾岐小学校のまわりのこう空写真 (平成3年5月さつえい)
会津高田町の役場から南の方へやく5キロメートルのところに,尾岐小学校があります。国道401号や宮川に沿って,7つの集落があります。
学校の近くには宮川が流れており,その上流には,宮川水力発電所があります。また,西の方には,明神ヶ岳(1074メートル)があり,毎年6月の山開きには登山者でにぎわいます。さらに,町営の小山スキー場があり,冬になると,町内の学校のスキー教室や町のスキー大会などでよく利用されています。
学校がある仁王地区には,おくら入りの大沼郡総鎮守であった船岡稲荷神社があります。また,学校の東側にある尾岐窪と西にある冑と小山・仁王が中心になって,町の無形文化財になっています,「虫おくり」(93ページ)という行事があり,いまでも土用の入りの前の夜に,子どもたちが中心になって行われます。