会津盆地西部地区の農業 - 003/100page

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2.会津高田町

(1)会津高田町の位置

 会津高田町(町役場)は

  緯度(いど)(南北のはかり方) 北緯(ほくい)37度27分
  経度(けいど)(東西のはかり方) 東経(とうけい)139度50分

に位置しています。東西およそ14キロメートル,南北およそ24キロメートルの長方形で,面積が195.67平方キロメートルあります。標高(ひょうこう)は230メートル(町役場)の地点(ちてん)にあります。
 会津地方の中心都市(とし)・会津若松市から12キロメートルのきょりにあり,前ペ一ジの地図からわかるように,東は会津本郷町,西は柳津(やないづ)町,南は昭和(しょうわ)村と下郷(しもごう)町,北は新鶴村や北会津村と隣(とな)りあっています。

(2)会津高田町の歴史と文化

 会津高田町の歴史は古く,「冑宮西遺跡(かぶとみやにしいせき)」「鹿島遺跡(かしまいせき)」からはおよそ1万年前に使われていた石器(せっき)が発見されています。

 また,552年に伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)が明神(みょうじん)ヶ岳(たけ)から現在の場所に移され,会津の総鎮守(そうちんじゅ),会津文化の発祥(はっしょう)の地として,歴史を作ってきました。さらには,播磨国(はりまのくに)(今の兵庫(ひょうご)県西南部あたり)の徳道上人(とくどうしょうにん)によって,雀林堂平(すずめばやしどうだいら)(赤沢(あかさわ)地区)の地に「法用寺(ほうようじ)」が建てられました。

伊佐須美神社
▲伊佐須美神社

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掲載情報の著作権は会津高田町教育委員会、新鶴村教育委員会、会津坂下町教育委員会、会津本郷町教育委員会に帰属します。
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