会津盆地西部地区の農業 - 006/100page

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(4)会津高田町の主な産業(さんぎょう)

 会津高田町は田や畑が多く,農業がさかんです。米づくりが中心ですが,昔から「会津身不知柿(みしらずがき)」の栽培地(さいばいち)としても知られています。また,果肉(かにく)の厚(あつ)い「高田梅」の生産地(せいさんち)としても有名です。近ごろでは,りんごづくりもさかんとなり,主に関東(かんとう)方面に出荷(しゅっか)されています。さらに,「薬用(やくよう)にんじん」の産地でもあります。

 また,会津高田町には大小まぜて200軒(けん)以上の店があります。そのほとんどが高田地区に集まっています。高田地区の本通りにはたくさんの商店がならび,買い物客でにぎわいます。広い駐車場を持つ大型のスーパーマーケットや夜でも開いているコンビニエンスストアもできました。

 さらに,会津高田町には,電気製品(せいひん)やその部品(ぶひん)を作る工場や食べ物を作る工場,着るものを作る縫製(ほうせい)工場などがあります。特に多いのが電気製品やその部品を作る工場です。そこでは,液晶(えきしょう)テレビやその部品などが作られています。また,食品工場では,町でとれた薬用にんじんや高田梅,きのこなどを加工(かこう)しています。

 そのほかに,「桐(きり)げた」や「高田せんべい」など特産物(とくさんぶつ)を作る地場(じば)産業(さんぎょう)(その土地の特色ある産業)もさかんです。

会津高田町の特産物
▲会津高田町の特産物(町勢要覧より)

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