会津盆地西部地区の農業 - 079/100page
4.良い品種(ひんしゅ)を作る ちがった性質(せいしつ)の品種をかけあわせ,すぐれた性質をもつ新しい品種を作り出すなどのいろいろな研究が,日本中で行われています。このことを品種改良と言います。今では,バイオ技術(ぎじゅつ)(生物の性質を応用(おうよう)した工学(こうがく)技術)を使っての品種改良がさかんになっています。
会津坂下町にある「会津坂下地域(ちいき)農業改良普及(かいりょうふきゅう)センター」でも,いねやだいず,麦(むぎ),そば,花,薬用にんじん,いちご,アスパラガス,トマト,にら,りんご,かき,ぶどう,西洋なしなどで,病害虫に強いもの,寒さに強いもの,味や形が良いもの,収穫時期(じき)を早くしたりおそくしたりするなど,良い品種を作るための研究が行われています。
▲会津坂下地域農業改良普及センター(会津農業センター)