新鶴村 地名の由来 -050/079page
◎ 堤
名 称 所在地 記 事 舘ケ沢堤 字舘ケ沢山 大正14年以降廃止 湯沢堤 字湯沢山 大貝沢堤 字大貝沢山 笹沢堤 字笹沢山 昭和38年改築 呉坪堤 字呉坪山 緊急時(防火用水)として構築
◎ 二岐ダム
佐賀瀬川は,洪水時には川が氾濫破堤し,沿岸耕地は勿論,公共施設その他人家まで甚大なる被害を与えていた。
この災害を防止するため,佐賀瀬川上流にダムを築造して洪水を抑留し洪水調節を行い,また二次的には非洪水期に流水を貯留して,灌漑用水にも利用する目的で佐賀瀬川上流「新鶴村字一ノ渡戸」地内に,堤高30米・貯水量・844,550立方米のアースダムが築造された。
・昭和36年度着工〜昭和44年度完成
・総事業費 708,009,000円
・二岐ダム築造による水没地名
穂谷澤口(ほやさわぐち)・上左澤(かみさざわ)・一ノ渡戸(いちのわたりと)・上小森山(かみこもりやま)(一部)・若林(一部)・坂東(ぱんとう)(一部)・下屋敷(しもやしき)(一部)・中屋敷(なかやしき)(一部)・伊谷澤口(いやざわぐち)(一部)・松曽根(一部)
アースダム
土を主材料とするダム。ダムのうちで最も古い歴史をもっている。数において最も多く世界の大ダムの50%,日本のダムの70%がアースダムである。(土堰堤)
『福島県鶴沼川防災ダム連合協議会』より抜粋