新鶴村の文化財 -009/027page
沢田稲荷のけやき
平成2年12月 村重要文化財(天然記念物)指定 所在地 新鶴村大字和田目字杉免乙933(沢田稲荷神社境内) 管理者 沢田部落 沢田部落の鎮守様である稲荷神社の社前右側にあり、樹齢およそ400年以上であると思われる。この社の敷地は、当時沢田の地頭であった沢田兵庫光高の舘跡であり、敷地内に五穀豊壌無病息災を祈願して稲荷神社を勧請したのが元亀元(1570)年で、声名十七代盛輿の頃とある。このけやきも、それ以前かまたはそのときに植えられたものと思われる。
樹高約29メートル、幹囲約5メートルもあり、樹勢も盛んで四隣を圧している。