金山町町勢要覧 -021/026page
施設の概要1 生活・環境
金山が誇る恵まれた自然と地域の特性を生かし 質の高い生活空間と豊かな暮らしの実現を目指しています。
〜 安全で快適なやすらぎのあるまち 〜町に住んでいる人たちが安心して生活するためには、不安のない快適な生活環境をつくらなければなりません。
生活環境には、道路や交通機関、上・下水道、医療、衛生、福祉、消防、防災など、様々な分野が含まれます。これらの基礎的な生活環境の整備は、町政の基本です。
所得水準の向上や生活環境の改善などにより、山村と他地域との生活水準の差は少なくなってきました。しかし町では今なお、下水道など社会資本の整備の遅れが目立ち、 また冬期間の雪対策も永遠の課題です。
このような面から、町に住む人々が真の豊かさ、暮らしやすさを実感できるまでには至っていません。
人口の減少とともに、年々自由に使える財源が少なくなっています。しかしこれらを有効に使い、くらしやすいまちづくりを着実に進めていきます。そして、この町に 暮らす人たちにとって暮らしやすい町になれば、訪れる人にとっても快適で安心できる町になるでしょう。
施設の概要2 保険・福祉
優しさと安らぎにあふれる健康な生活を営むために、人と人のつながりを大切にしたまちづくりを進めています。
〜 安心で生きがいのある健やかなまち 〜町では結婚難などによる少子化や、若者の流失により、子供や若者の割合が極端に低く、その反面お年寄りの割合が大変多くなっています。
町は昭和61年に「シルバーユートピア構想」を掲げ、お年寄りが安心して生きがいを持って暮らせる町を目指してきました。その対応として、老人福祉センター、 特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、在宅介護支援センターなどの施設のほか、ホームヘルパーやボランティア活動による住宅福祉に力を入れています。 この少子高齢化が高まる中で、病気の予防思想と早期発見、早期治療のための検診体制の充実が必要になっています。そのために、日常生活の中で体力づくりを 進め、健康増進を図り、さらに保健婦による予防活動と、診療所による診療活動を一体化した健康管理体制を推進します。
またお年寄りたちが、社会の構成員として豊かな知識や技術などを町づくりに生かせるシステム作りも重要になっています。