金山町町勢要覧 -022/026page

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施設の概要3 教育・文化

椅子と鞄

 

まちの特性を知り、個性と人間性を大切にした 豊かな心と文化を育む人づくりに務めています。

〜 豊かな人間性と創造性を育むまち 〜  

小学生がかねやまホームを訪問し、笹巻きづくりを楽しむ
小学生がかねやまホームを訪問し、笹巻きづくりを楽しむ

   

町には保育所、小学校、中学校が二つずつ、県立高校が一校あります。出生者の減少に伴い、児童や生徒の数は年々少なくなっています。この様な中、小規模校 ならではの、きめ細やかな教育や、個性や才能が引き出せる学校づくりを町では目指し、地域の食文化や生活、伝統などへの理解を深める教育を図ります。
また、生涯学習の取り組みとして、中央公民館や地区公民館を中心に、各種教室や講座を開催し、自主的学習ができるように取り組んでいます。そして、スポーツや レクリェーションを通じた、健康づくりや仲間づくりを進めています。
町の歴史は古く、縄文時代中期の土器も出土しています。中世には、会津四家の一人といわれた山ノ内氏一族が治めており、現在の集落はこのころ形作られています。 江戸時代には「金山谷」と呼ばれ、幕府の直轄地である天領「南山御蔵入地」の一角となりました。町では、歴史と伝統に基づく貴重な文化遺産を、将来に伝えていきます。


芸能発表会で山入歌舞伎を上演
芸能発表会で山入歌舞伎を上演

ウォーキング教室で健康づくり
ウォーキング教室で健康づくり


施設の概要4  農業・産業

キウイやワイン

 

豊かな大地に恵まれた金山町では 基幹産業である農業の振興を図るとともに まち全体の環境を一つの資源と考えた観光の振興を図っています。

〜 地域産品のブランド化を進めるまち 〜  

JR会津川口駅前の無人販売所のありがとうセール
JR会津川口駅前の無人販売所のありがとうセール

   

町の農業は経営規模が小さく、またそれに従事しているのは、お年寄りが多くなっています。
主な農作物は米やソバ、野菜類ですが、地域の特色を生かした農作物の栽培を町では進めています。生活排水の入らない清流域で作る「大源流米」や太郎布高原で作る、 高原野菜やソバ、アザキ大根などのブランド化を進めます。そして、生産、加工、販売、消費と一貫した産業を複合化する「ふるさと産業コンビナート」づくりを推進し、 農業所得の拡大を図ります。
町には建設や建築の会社のほかに、製材、大理石加工、縫製、山菜加工などの工場があります。いずれも小規模で、若者に魅力のある職場とは言い難い様子です。しかし、 町への若者定住を進めるには、雇用機会の確保が絶対条件となります。そのためにも、若者に魅力のある企業の誘致に努めていきます。また、他の町村への通勤も 視野に入れながら、近隣町村との連携を図り、広域的な視点での取り組みを行っていきます。


若者定住を進めるUIJターン研修
若者定住を進めるUIJターン研修

太郎布高原で採れたソバとアザギ大根
太郎布高原で採れたソバとアザギ大根

    
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