金山町町勢要覧 -024/026page

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妖精の里から


金山町長 斎藤勇一

 

金山町長
斎藤 勇一
Yuichi Saito

金山町は過疎や高齢化により、様々な問題や課題を多く抱えています。
しかしこれらは、一朝一夕にして解消できるものではありません。
そこで、都市など他の地域に住んでいる人の知識や知恵を借り、
「人、物、情報の交流」を視野に入れながら、職・住・遊、
特に暮らしを支える仕事場をつくることが大切だと考えています。
まちづくりの視点は、私たち一人一人が
21世紀の新しい価値観に基づき、住み方や生き方を模索し、
個性ある地域社会をつくることが重要となっています。
まちづくりはハード面だけを中心に進めるのではなく、
文化、レクリエーション、健康、教育、夢などを含めた
理想的な生活の場を作ることが大切です。
金山町のまちづくり目標は、「子供の集う町」です。
この目標は若者の定住が少なく、出生率が極めて低いことから、
一人でも多くの赤ちゃんが生まれるような町にしていくために、
決めたものです。そして、日本や世界中の子供たちが金山に集い、
子供たちの輪が広がることも意味します。
親と子が一緒になって夢とロマンを語り合い、
豊かな自然空間を体感できるような町をつくっていきたいと考えています。

 
    
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掲載情報の著作権は金山町に帰属します。
金山町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。