わたしたちのふるさと 金山町-043/104page
昭和40年から平成(現在)
昭和44年8月には集中豪雨にみまわれ、大きな被害がでました。鉄砲水があれくるい、山津波が家をおしつぶし、人をのみこみました。滝沢川・山入川・野尻川などがはんらんし、濁流がうずをまいて流れました。そして、橋が流され、道路や鉄道線路はズタズタになってしまいました。
〈お年よりのお話〉
何週間も雨がつづいた。
川上から小屋が流れてきたり、うら山がくずたりした。一生のうちで一番おっかながつたなあ。
あれくるう遅沢の鉄砲水
死んだ人…………8人
重傷者…………5人
こわれたり流された家…………53軒
床上床下浸水…………307軒