昭和村勢要覧 -008/024page
[施策の概要]
自然と調和した村づくり
農業・産業
山あいの昭和村は総面 積の91.8%が森林で占 められ、農林業を基幹産 業として発展してきまし たが、農林業を取り巻く 環境の変化に伴い、就業・ 生産額ともに減少をたど る厳しい状況におかれて います。
しかし時代の多様化は さまざまな選択肢をもた らし、農業において花卉 特に宿根カスミ草は全国 でも有数の産地としてそ の地位を築いており、米 の販売額を超えた基幹作 物となっています。
村では、地域の特性を 生かした農作物の栽培と ブランド化で、農業所得 の拡大を図っています。
また、村の新しい産業 として、からむしを生か した交流・体験型の観光 施設を新たに建設するなど、 兼業・高齢化が進む村が 本来持っている技術や林 野資源を生かし、昭和村 にしかできない産業振興 のありかたをすすめてい ます。