私たちの郷土 昭和村 - 008/099page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

 村道(そんどう)は,平成6年10月現在で,139路線(ろせん)あり,毎年計画的(まいねんけいかくてき)に舗装(ほそう)や改良(かいりょう)などが行われています。

 以上(いじょう),村の主(おも)な出来事(できごと)から「村の移(うつ)り変(か)わり」を書き表(あらわ)してきましたが,もっとくわしく調(しら)べたいこどがある時は,「昭和の歴史(れきし)」や村内にある「記念碑(きねんひ)」などの史跡(しせき),教育委員会(きょういくいいんかい)に展示(てんじ)してある土器(どき)や石器(せっき)などを手(て)がかりにするとよいでしょう。またその当時の村のようす,人びとの暮(く)らしや出来事,子供たちの遊びなどについて,お年寄(としよ)りの方(かた)から聞くことも大変(たいへん)よいことだと思います。

2.村の自然(しぜん)

 位置(いち)や面積(めんせき)

 昭和村は,福島県(ふくしまけん)の西部(せいぶ)に位置し,東西,16.8キロメートル,南北,12.55キロメートル,総(そう)面積,209.34平方(へいほう)キロメートルの広さをもっています。平坦部(へいたんぶ)は,標高(ひょうこう)400メートルから750メートルの高冷地(こうれいち)で,10の集落(しゅうらく)から成(な)りたっています。東は会津高田町,下郷(しもごう)町,北は柳津町,三島町,金山町,西は只見(ただみ)町,南郷村,南は田島町の7町1村と接(せっ)しています。

 山岳地帯(さんがくちたい)

 博士山(はかせやま)(1,482m),御前ケ岳(ごぜんがだけ)(1,234m),志津倉山(しづかぐらやま)(1,209m)のほか白森山(しらもりやま),三引山(さんびきやま),三階山(さんがいさん),爼倉山(まないたぐらやま),鍵金山(かんかねやま)などの千メートル以上の山々があり,他(た)の郡(ぐん)や他(た)町村の境(さかい)に接(せっ)しています。山々に囲(かこ)まれた盆地状(ぼんちじょう)の中に集落や田畑を形成(けいせい)しています。

 村の92パーセントは,山林原野(さんりんげんや)でしめられています。田畑の面積は3.4パーセントしかありません。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は昭和村教育委員会に帰属します。
昭和村教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。