私たちの郷土 昭和村 - 037/099page

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2.村にある工場(こうじょう)と仕事

 わたしたちの昭和村には,どんな工場や職場(しょくば)があるでしょうか。
 また,そこではどのような仕事をしているのでしょうか。

(1)プラスチック加工(かこう)工場

 昭和村には,1973年(昭和48年)に,プラスチックの加工工場ができました。
 今から10年くらい前までは,電気機器(でんききき)の組み立てや部品(ぶひん)のプラスチック加工を行っており,最(もっと)も多い時は120人以上の人が働(はたら)いていました。

 現在(げんざい)は,1ヵ月に,約3,000万個(こ)もの部品を製造(せいぞう)しています。また,組み立て作業(さぎょう)を海外(かいがい)(外国)で行うようになってきており,機械化(きかいか)も進んだことから,現在この工場で働く人は40名ほどになっています。

プラスチック加工工場

工場で働く人のお話

 この工場では,主(おも)に使(つか)いすてカメラやテープレコーダーのプラスチック部品を作っています。使いすてカメラは,そのほとんどが日本国内(こくない)に出荷(しゅっか)されます。テープレコーダーのプラスチック部品は,ほとんどを外国に輸出(ゆしゅつ)しています。

 ここでは24時間機械を使って,製品が作られていきます。夜の間(あいだ)は,機械を監視(かんし)する人が交代(こうたい)で働いています。

 この工場で作られた製品は,雪が降(ふ)らない時期(じき)は舟ケ鼻峠を通(とお)って運(はこ)ばれていますが,冬は通れないために,金山町を通って東京方面(ほうめん)に運ばれていきます。冬でも通れる道路の整備(せいび)を一日も早く願(ねが)っています。

工場で働く人のお話


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