昭和村 あんじゃ こんじゃ -002-003/057page

SYOUWA ATLAS 昭和アトラス

位置

東経 139度38分	オーストラリア アデレードとほぼ同じ
北緯 37度18分	アメリカ、サンフランシスコ・韓国、ソウルとほぼ同じ
総面積 209.34Km 2	東京都23区総面積の約 1/3 総人口 2000人（平成13年3月現在）

概　要

　昭和村は大沼郡の南部に位置し、周囲を山に囲まれた山村です。その大部分は只見川の支流野尻川の流域で、野尻川は村南東の三引山から駒止湿原にいたる第三紀末の火砕流溶岩台地を分水嶺として渓流から北西に向かって水を集めています。その流域は中頃より平地となって、水田の中に集落が点在してきます。野尻川は北西に向かうにつれ渓谷の様相をなし、そびえる断崖は綱木渓谷として四季折々に目を楽しませてくれるのです。そしてさらに隣の金山町を通り只見川に合流します。

　村で一番高い山は北東にある博士山。山頂からは会津平野が一望できます。ブナ原生林に覆われた豊かな自然を持ち、会津高田町や柳津町とその恵みを分かち合っています。

　村の南端には国指定天然記念物の駒止湿原があり、高山植物が自生する高層湿原が広がっています。また、村の中城には珍しいハッチョウトンボが棲息する11haの矢の原湿原、玉川渓谷などがあります。

空から見た昭和村（下中津川周辺）