昭和村 あんじゃ こんじゃ -030/057page
からむし織の一年
春
五月
●中旬 カキタテ・除草
●下旬 畑焼・施肥・囲い垣作り
からむし焼
からむしの発芽を促し、害虫駆除,畑のカリ(K)分の補給などのため、5月21日の小満の日を目安に行われます。夏
六月
●中旬 雑草刈払い
●下旬 害虫防除
七月
●中旬 害虫防除
●下旬 雑草刈払い・刈り取り・皮はぎ・苧引き・乾燥
刈り取り
からむしを畑から1本1本手で刈り出して、葉をこき落とし、規定の長さに切りそろえられます。
浸水
刈り取ったからむしをできるだけ早く水に浸し、乾燥を防いで、皮をはぎやすくします。
皮はぎ
水に浸した後、皮が2枚になるように1本ずつ丁寧に剥ぎ再び水に浸します。
苧引き
苧引き具を使って−枚ずつ表皮と繊維に引き分ける作業です。最も熟練を必要とする作業で、暑い盛りに風の当らない場所で行われます。