歴史・自然・文化 Shimogo -006/015page
県指定重要文化財
●銅製鰐口(どうせいわにぐち)
室町幕府創立の直後鋳造(ちゅうぞう)寄進され たもので、その銘に「康暦3年(13 81)2月17日鋳造石川村牧村善勝 寺堂住大且那広光」とある。面径 48.5cm、重量5kgと県下でも珍ら しく価値の高い鰐口である。
●鉄製釣燈籠(てつせいつりどうろう)
この鉄製釣燈籠は6角形で蓮華座(れんげざ) の上にある宝珠(ほうじゅ)、花形の笠、雲形 の脚の線が美しく、各面上欄に花 形の打ち抜き模様があり周囲の各 面には蓮華座の上にかたばみ紋、 その上に2燕(えん)が相対している。扉 に「天文20天(1551)雪下政次作」 の銘がある。会津の代表的釣燈籠 である。