6)大川ダムの工事が始まったころ―25年ほど前―
昭和48年、大川ダムの工事が始まりました。阿画川(大川)をせきとめ、大川の水をちょうせつしたり、農業用水や水道用水、発電用水に利用したりするために、大きなダムをつくることになりました。かんせいまで14年間もかかる大きな工事でした。
その工事といっしょに、国道121号線を広げたり、トンネルをつくったり、ダムのそこにしずむ線路をつけかえたりする工事がすすめられました。
しかし、その工事によって、もとの沼尾地区は、ダムのそこにしずんでしまい、むかしから住んでいた人も、ほかのところにひっこししなくてはなりませんでした.
▲ひっこしする沼尾の人びと