ゆたかな下郷町の自然-003/105page
1.下郷町の美しい自然
(1)河川
大きい川や小さい川、高い山から海へ地表を流れる水を河川と呼んでいる。わたしたちの町を流れる大きな川は、阿賀川(あががわ)という。大川とも呼んで、むかしから人々に親しまれてきている。下郷町自然マップ[郷土を流れる川](103)ページの地図にしめしたように、田島方面から、若松方面に流れる阿賀川(大川)には、いくつもの支流(沢や川)が集まって川幅がだんだん広がって下流へと流れ、やがて只見川と合わさって阿賀野川となり、日本海に流れこんでいる。
わたしたちの町は、美しく高いいろんな山々に囲まれている。下郷町自然マップ[郷土の山々](104)ページの地図のとおり。その山々から流れ出るいくつもの水の流れが、やがて谷川となり、沢をつくり、川となり阿賀川に集まっている。主な支流をあげてみると加藤谷川・観音川・戸石川・男女川・隈川・大沢川・鶴沼川・小野川などである。下郷町自然マップ[郷土を流れる川](103)ページの地図で場所を確かめてみよう。そしてこれらの川の各所には、いくつかの砂防ダムや発電用のダムがつくられている。このダムの造られる前は、下郷町にも鮭や鱒が日本海から登ってきたのです。ダムは、洪水を防いだり電気を起こしたりするが、魚はダムを登ることはできないのです。
また、わたしたちの下郷町には、美しい沼や滝などがあちこちにあるので、先生と、または、家族の人と休みなどを利用して見てまわってほしいものです。美しい草花や、めずらしい生きものにも会えることでしょう。
↑【大川ラインの紅葉】
橋板・姫川よりながめる大川ぞいの秋の紅葉は美しい。