ゆたかな下郷町の自然-025/105page
◆沢辺に咲く花
冷たい水が流れる場所をこのむ草花がある。下のワサビ・ラショウモンカズラ・コンロンソウなどは沢辺に多い植物である。
【ワサビ】(アブラナ科)
沢の付近を歩いているとワサビの花に会う。
水辺の白い菜の花といったところである。この根が辛いわさびだなんて?
山のナノハナらしくサカハチチョウが花のみつをすっていた。
【ラショウモンカズラ】(シソ科)
湿ったところがすき。
紫色の美しい花が目立つ。シソ科特有の花のつき形をしている。
山路でこの花に会うと、いきなり足をとめて眺めない人はいないほど美しい花である。
名前も日本的で上品である。
【コンロンソウ】(アブラナ科)
山の白い菜の花といったところである。
<戸石の入り、宮山地内で撮影>